バーセル薬学博物館 | スイスのバーセルは、製薬に興味がある方は外せない。pharmaziemuseum basel
様々な国に行き、美容を研究しています。
製薬と美容は密接に関係してますよね。そういうことで興味があり、スイスのバーセル(Basel)の薬学博物館に来ております。
バーセルは、スイス北西部にあり、チューリッヒ、ジュネーブに次いでスイス第3の都市です。また、ドイツとフランスとスイスの国境があり、旅行するには面白いエリアになります。Baselは薬が有名な場所。大手製薬会社も存在しております。
世界的に有名な製薬会社はロシュ(2019年製薬業界世界売上1位)、ノバルティス(2019年製薬業界世界売上3位)という会社があります。
ちなみに、余談ですが、下記が世界の製薬会社の売上ランキングになります。
2018年12月 製薬会社 世界売上順位
- ロシュ(スイス)
- ファイザー(アメリカ)
- ノバルティス(スイス)
- メルク(アメリカ)
- GSK グラクソ・スミス・クライン(イギリス)
- ジョンソン&ジョンソン(アメリカ)
※日本トップは武田製薬が16位
この順位だけみても、バーセルが薬として特別な場所であることはわかりますね(^^
バーセル薬学博物館(pharmaziemuseum basel)は、そういう背景があってか、薬のテーマ博物館として世界最大級らしいです。
学者の知人によると、元々薬作りをする人達がこの土地に集まっていたらしいです。そして、合成染料技術から発達したようです。
昔は蛙や蛇、蜘蛛などを材料にして薬を作っていたのか、ゲテモノが沢山展示されています。
クモすごい!でかっ(+_+)
怪しい製造所のような雰囲気。でもこういう雰囲気、結構好きです。
むしろ、人と話したりする以上に図鑑とか読んでたり何か考えたり、作っている方が本当は好き。
中世の薬局。錬金術の実験室、中世の化学実験室、薬道具、薬壺として使われていた陶器、古代の薬物材料。古い医学書や薬学書。
眺めていても楽しいし、美容との関連性も高いです。
スイスの技術や知識を活かした産業の在り方は(金融や精密機械の時計など、海外向けに行なっている)歴史、現在も勉強になるなと思いました。
学者やエコノミストの友人、知人の話には知的好奇心が盛んになります。
「スイスという国は全て信用で成り立っている国」「生きていく上で、長い目で見たら大事なことだよ」とトラムの移動中で話してくれた先生の話が頭を過ぎります。
実際にスイスの方達や、施設に触れた事で、深く頷けるものがありました。
一方でフランスの産業の在り方とのコントラストを目の当たりにしたことで、それが今の私の研究課題テーマです。
知識と技術を商売に変えていく。すごーく当たり前の事なんですけど、こうして世界のものを見学すると多くの示唆がありますね。
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